VULFPECK /// Soft Parade
先日もご紹介したアメリカのミニマルファンクバンドであるVulfpeck(ヴルフペック)が新アルバム”Hill Climber“から”Soft Parade“のMVを公開した。
“Soft Parade“が面白い理由は 「ギターレス」のファンクである点だ。キレのいいカッティングギターがなくとも、ファンクは表現できる。どことなく優しい雰囲気が感じられる。ファンクでありながら、ポップであることも忘れない素晴らしい曲だ。
ミニマルな編成と、キーボードの掛け合いが気持ちいい
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基本的にはギターがアクセントを効かせる曲が多かったものの”Soft Parade“ではギタリストがいない。
代わりにキーボード2つと、ベース、そしてドラムの四人編成で曲を構成している。バンド構成もミニマルだけど、曲の構成も非常にシンプル。
ドラムは曲の根底を支えるようにとにかくシンプルなドラミングに徹している。他の曲だと、Vulfpeckの曲において中心的な存在になるベースも、目立ちすぎないように抑えているように思える。
キーボードのメロディーを最大限生かすために、リズム隊がきちっと土台を固めているわけだ。
2つあるキーボードがメロディーを掛け合い、美しくって優しいファンクを作り上げている。
“Soft Parade“の曲名通り、優しいミドルテンポなファンク。ぜひ休日の昼下がりに聴いてみてはどうだろうか。
Vulfpeckの曲はこちらから!

