彼女のファーストアルバムである”Pychopomp”に収録されているこの曲。母親がガンと診断され、地元であるアメリカはオレゴン州ユージーンに帰郷した時に書いたアルバムである彼女のルーツである韓国のチマチョゴリを着た彼女がギターを弾く様子からも、彼女の母の死が影響を与えているのかもしてない。
だからと言って、曲調が悲しげであるというわけではない。むしろ前向きに明るくなれるハッピーな曲がたくさん収めれている。特に”Everybody Wants To Love You“は突き抜けるような気持ちよさと、女の子らしいキュートな歌詞がたまらない。
“Will you lend me your toothbrush?”
“Will you make me breakfast in bed?”
まぁちょっとだけ過激なので、意味はご自身でググっていただくとして、日常の小さな物事が特別に思える歌詞と、疾走感や開放感のあるインディーロックっぷりがとても気持ちいい。
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ちょっと音楽の種類は異なるかもしれないけれど、パワフルな歌声やポップな開放感はSebasitan Xと共通する部分が多い。ぜひこちらから聴いてみて欲しい。
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