おそらくだけど、日本でこのバンドを話題に挙げているのは僕ぐらいなんじゃないかってぐらい「これから」のバンドGong Joong Geu Neul。発音すらわからないこのバンド、実に良いポップネスを持っている。”Watchman“という曲をご紹介。
先日韓国旅行へ出かけた時に、韓国のライブハウスで彼らのパフォーマンスを観た。小さなライブハウスを満員にしてしまうぐらい、地元では人気があるバンドなのだろう。
日本のシティーポップの文脈に乗ってくるような、気持ちいいメロディーとおしゃれなフレーズが魅力。特に”Watchman“はアウトロが長い。なんとなく初期〜中期の「くるり」のようなスローなロックンロールぽい印象も受ける。
もちろん歌詞は韓国語なので、何をいっているのかはよくわからないのだけど、MVも洒落ている。意味は全然わからないけれど、不思議なアニメーションについつい見入ってしまう。
こういう「現地の人しか知らない音楽を漁ってみる」と面白い発見がある。もちろん言葉が違うから、情報を得るのは難しいのだけどいい出会いがあるかもしれない。
Gong Joong Geu Neulが好きなあなたに toddle
ギターロックで、かつポップでキャッチーな音楽が好きならtoddleも聞いてみて欲しい。夏にぴったりのBranch in the roadは特におすすめ。
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次回予告 Japanese Breakfast “Everybody wants to love you”
厳密に言えば韓国のバンドではないのだけど、韓国系アメリカ人のミシェル・ザウナーのソロプロジェクト”Japanese Breakfast“をご紹介。奔放な歌詞や、パッと目の前が開けるようなスケールの大きなメロディー。最高なので絶対聴いて欲しい。次回もお楽しみに!