韓国のエレクトロポップアーティスト OOHYO(ウヒョ)の “Paper Cut”。
ノスタルジックなメロディと、エレクトロなシンセのキラキラぐらいがクセになる。
韓国生まれ、アメリカ育ちでロンドンに留学した彼女。高校生の頃の生活の鬱憤やストレスを発散するために音楽を作り始め、先日新曲”Paper Cut“をリリースした。
歌詞はパーソナルな内容であり、彼女の人生で一番傷ついた出来事について歌っているよう。過去の傷をPaper Cut(紙で指を切ること)として表現している。
曲そのものは実にポップだ。早すぎることもなく、スローテンポすぎることもない。ちょうど中間をいくグルーヴ感が感じられるスタイル。キラキラしたシンセサイザーのフレーズや、ふわふわして透明感のある歌声が、ダンサブルなトラックに乗る。
夜の街を歩きながら聴いていたいような、都会的な雰囲気がビシビシ出ている。
個人的には「韓国の女性版tofubeats」というニュアンスを感じている。多分ノスタルジックでちゃんとポップさが備わったエレクトロミュージックだからだろう。
原曲はエレクトロポップという雰囲気だが、実はピアノバージョンも同タイミングで公開されている。こちらはジャジーで落ち着いた曲調で、聴いているとリラックスできる。
次回予告 yaeji (ヤエジ) “raingurl”
韓国生まれ、アメリカ育ちのyaeji(ヤエジ)。よりエレクトロでダンスミュージックよりの音楽が聴きたいあなたはこっちもおすすめ。次回もお楽しみに!
OOHYOが好きなあなたにオススメ “Passion Pit”
シンセのキラキラ感や特徴のあるボーカルが好きなら、きっとPassion Pitも気にいるはず。男性ボーカルだけど、ハイトーンボイスでエレクトロ。なんせ楽しくってエモい曲。こちらもぜひ聴いて見て欲しい。