ドイツのエレクトロポッププロジェクトRoosevelt(ルーズヴェルト)がニューアルバム“Young Romance”のリリースを発表。
そのアルバムから、新曲“Under The Sun”が先行で公開された。
前作よりぐっと大人びたディスコチューン。シンセサイザーのメロディーがめちゃくちゃにキャッチーだ。エレクトロでダンサブルというと、EDMを連想する人も多いだろう。派手で人工的な、味付けの濃いシンセサイザーと、人を踊らせるために作られたビート。
しかし、RooseveltがやろうとしていることはEDM的なアプローチではない。
むしろディスコサウンドやバンドとしての「楽器」の音を、エレクトロのフォーマットに落とし込んでいくスタイルだ。
もともとはBEAT!BEAT!BEAT!というバンドでドラムを叩いていた彼は、作曲の時もまずドラムのリズムから作り上げる。ライブではギターを弾きながらボーカルをこなす。
曲全体から感じられる雰囲気は「ポップでオシャレなエレクトロポップ」だけど、ポイントは、バンドサウンドとエレクトロの間の「一番いいバランス」だ。
おすすめの3曲
Montreal
おそらく、Rooseveltで最も有名であり、知名度をぐっと押し上げた曲だ。一度聞いたら忘れられないベースライン。とにかくリズムが気持ちいい。街を歩くたびイヤホンから流れてくると、人目を憚らずリズムを刻んじゃう。ついつい身体が動かしたくなる。
Fever
なんとなく「夜の高速道路」を思わせるキラキラしたシンセサイザーのメロディと、16ビートでエレクトロな人工的なリズム。夜、エモい気持ちになりたい時にはFeverを聴いてみてほしい。
Hold On
この曲は実にバンドサウンド。ギターのリフから曲は始まり、ベースとドラムが後を追うように入ってくる。小気味良いリズムのギターと、ふわっと抜けるような浮遊感のある歌声。あぁライブでHold Onやるならきっとサビを全力で歌っちゃうやつだ。
Rooseveltがどれだけ素晴らしいアーティストかどうかは、こちらの記事にまとめているので、是非読んでみてほしい。
→【 Music Heads Vol.2】踊れる80’sエレクトロ、でもバンドサウンド。ドイツのプロデューサRoosevelt(ルーズヴェルト)
Rooseveltが好きなあなたにはPassion Pit
Passion Pit(パッションピット)はエレクトロポップバンド(現在はボーカルのマイケル・アンジェラコスのソロ)だ。
バンドでエレクトロな打ち込みを再現していくスタイルは近いものを感じる。Rooseveltよりもよりポップでキュートなサウンドが好みの方は是非とも聴いてみてほしい。
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