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【MUSIC】音楽バカが偏見でセレクト!2017年に出会ったお気に入りのアルバム part 1

こんにちは、Sleepy head(@SleepyHead_blog)です。

2017年もう残すところ1ヶ月と少し。

音楽好きのみなさんは、「自分のベストアルバムベスト50!」などをまとめてブログなどにしたため始める時期なのではないでしょうか。

アメリカの有力音楽メディアのピッチフォークなどのメディアでは2017年のベストアルバムを発表していましたね。

個人的に音楽が好きな人も、オリジナルのランキングを作成して、みんなでシェアしながらあれこれ話す楽しみにもなりますよね。

実は人生において「自分の好きなもののランク付け」をちゃんと本腰据えてやったことがなく、いつも順番をつけようとすると

「いや〜全部好きだしなぁ〜順番なんて決めれないよ〜」

となってしまい「全部一位だわ!」と結論づけて終わってしまいます。

というわけでトライしようかと思いましたが今回も無理そう。

なので、個人的に気に入った2017年に出会ったアルバム50選をまとめていきます!

こんな人に読んでほしいですね。

・今年あんまり音楽聞かなかったけど、おさらいしておきたい!

・日本の音楽は聴いていたけど、洋楽はノーマークだったなぁ・・

・音楽好きとか言ってるけどどんなもんやねん、ちょっと見てみたろ!

ちなみにランクはつけません、全部最高だから決められません!

今回はその第一弾として2017年にリリースされた10作品をご紹介します!

次回以降も10アルバムずつ、テーマを分けて少しづつ更新予定。

引き続き、独断と偏見で個人的な好みを晒していきます!

2017年リリース編

1. THE FLAMING LIPS “OCZY MLODY”

まずはアメリカの大御所バンド、The Flaming  Lipsから。

今年一月にリリースされたアルバム、“OCZY MLODY”です。

幻想的でトリッピーなライブパフォーマンスで有名です、どこかそのまま飛んでいっちゃいそうな雰囲気があります。

ちなみにOCZY MLODYとはポーランド語で「eyes of the young」と言う意味だそうです、聞きなれない文字列・・・

そのアルバムから The Castle”という曲をご紹介。

ふわっとした浮遊感と聞いているうちにトリップしちゃうような不思議な感覚が聞いていて心地いいです。

2. The XX “I SEE YOU”

今更紹介するほどでもないのかもしれませんが、The XX”I SEE YOU”です。

この作品も今年の一月のリリースだったでしょうか、フジロックにも出演し、来年2018年2月にはジャパンツアーも決まっています。

今までの作品はダークでミニマルな構成で、ストイックな音なイメージが強かったです。

しかし今作は、よりキャッチーで、メンバーのJamie XX(キーボードやサンプリングなど、ソロでプロデューサーやってるすごい人)色が強くなったことでバンドとしてのスケールが格段に大きくなったアルバムと言えます。

3. Sohn “Rennen”

ロンドンをベースに活動するミュージシャン、Sohn

エレクトロをベースに、クリーンなボーカルを乗せるスタイルです。

なんというか、ちょっと影を感じるようなダークな感じも。

ベストアルバムを選ぶならこの”Rennen”かもしれない、もしかすると・・・ってぐらい良いです。夜一人でしっぽりしてる時に聞くのもいいかもしれません。

4.The Horrors “V”

ロンドンのロックバンド、The Horrors

ゴスなファッションとガレージロックの要素を保ちながら、独自の音楽性を発展させてきたバンドです。

今年はホステスクラブオールナイターで来日していましたね。

ダークな雰囲気を漂わせながら、しかしこのSomething to remeber me byはキャッチーさも兼ね備えていますし、何と言ってもライブで映えます。

こっちがベストアルバムかな・・・やっぱり決められません。笑

5. St Vincent “MASSEDUCTION”

アメリカはニューヨークをベースに活動しているミュージシャン、アニークラークのバンド、St Vincentのアルバム。

21世紀におけるロックの女王といっても良いのではないでしょうか。

The Horrorsと同じく、ホステスクラブオールナイターで来日していました。

実際見にいきましたが、めっちゃカッコよくて可愛かったですね。

ステージにギター持って一人でパフォーマンスしてあれだけ華があるアーティストなんて日本にいないのでは?

そしてニューアルバムから、New Yorkを舞台に作られた一曲をご紹介。

セイント・ヴィンセント史上最も抒情的で壮大な本シングルはピアノとストリングスを大々的に取り入れ、「あなたの居ないニューヨークはニューヨークじゃない、愛する人よ」、「あなたはこの町で唯一私を扱う事ができるマザーファッカーよ」とニューヨークを舞台とした切ない恋愛模様を歌っています。http://hostess.co.jp/news/2017/06/014398.html

“New York isn’t New York without You, Love”の一節から曲は始まりますからね、ど直球で壮大なラブソングです。

6.Hazel English “JUST GIVE IN / NEVER GOING HOME”

オーストラリアはシドニー出身のインディーポップミュージシャン、Hazel English

今年リリースされたこちらのアルバムからリード曲でもある”NEVER GOING HOME”です。

その可愛さもちろんですが、何が素晴らしいかって、そのポップなメロディーでとても心地よいクリーンな歌声。

2017年のインディーポップシーンは、とりあえずHazel Englishを押さえておけば間違いないのでは?と思います。

7.Fazerdaze “Morning Side”

もう何回めなんだ!ってぐらい紹介してますが、ニュージランド出身のアメリア・マリーのソロプロジェクト、Fazerdaze。

そのルックスと曲のクオリティーのバランスを考えても、爆発力は2017年に出てきたアーティストの中では一番強かったのではないでしょうか。

まぁ一回聴いてみてください、こんなリラクシングな心地よさがあるポップを、こんな可愛い女の子がやってるのか!?ありえない・・・ってなること請け合いです。

8. The Drums “Abysmal Thoughts”

以前はバンドとして活動してましたが、メンバーが続々と脱退、そしてボーカルであるジョナサン・ピアーズのソロ、になってしまったThe Drums。

新しいこのアルバムは、ドラムスらしいポップさとちょっとした哀愁みたいなものが同居していて相変わらず最高です。

特に難しいテクニックを使っているわけでもなく、至極シンプルな構成であるにもかかわらず、明るい雰囲気に悲しげな雰囲気を纏わせるそのセンスに脱帽です。

ブロンドに刈り上げなヘアスタイルのファッションにも注目です。

9. Why? “Proactive Evolution”

ヨニ・ウルフを中心に結成されたインディー・ヒップポップバンドのWhy?の待望のニューアルバム。

僕が知ったきっかけは、日本のロックバンド、ストレイテナーのギターボーカルであるホリエアツシ氏が昔オススメしているのを知り、聞いて見たら最高にかっこよかった、というものでした。

インディーロックにヒップホップ的なボーカル、しかも最新作はサイケな方向に進化しています。今っぽくて最高にかっこ良いです、ぜひ一聴ください。

10. Toro y moi “Boo Boo”

みんな大好きToro y moiです。

チルウェーブとカテゴライズされることが多いですが、音楽性は多岐にわたりすぎて、インティーぽいなと思ったらもっとエレクトロよりだったりします。

今作は原点に戻りチルウェーブ感たっぷりなアルバムとなりました。

余談ではありますが、反トランプの姿勢を明言しており現政権への反発を示す音楽家のプロジェクト「Our First 100 Days」に参加います。

そのコンピレーションアルバムに収録された”Omaha”という曲が実は今年一番チルいので聴いて見てください。

飲んだ帰りの夜遅くに聞くと、気持ち良い、しかしどこか悲しい気分になれます。

まとめ

今回はこんなところで。

まだまだ紹介しきれない音楽はたくさんありますが、今年、特に印象に残ったバンドを紹介してきました。

次回に続きます!