2019年8月14日、本日僕のブログ”Sleepyhead Blog”を始めてから2年を迎えた。
「2年」と言うと長いような、短いような不思議な気持ちだ。ブログに限らず、何かを2年間自分の意志で続けるのは結構しんどいことだけど、僕の音楽ブログはマイペースに2年間続けることができた。せっかくの記念だからブログ運営する上で辛かったことや嬉しかったことなんかをつらつら書いていきたいのだけど、何よりいつも読んでくださっているみなさまにお礼が言いたい。いつも僕が僕の趣向丸出しの記事を読んでいただいてありがとうございます。
そういえば去年も1周年のタイミングで、振り返りの記事を書いている。
ブログを始めて1年。「これまで」と「これから」2年目の今日も、去年一年間に書いたこと、やったことなど振り返っておきたいと思う。
更新頻度がガクッと落ちた2年目
この1年間で最も大きな変化は「本業がめちゃくちゃに忙しくなったこと」だろう。海外出張が増えたり、仕事に追われて残業が続き精神的にやられてしまってブログを更新する気力が全く起きない時期も頻繁にあった。その辛さを物語るように1年目に比べて、2年目は更新数がガクッと落ちている。1年は139記事、2年目は97記事。だいたい1ヶ月10記事ぐらい更新するとして、4ヶ月分に相当する記事数がマイナスしてしまった。
「更新頻度はブロガーの責任」と言う教えを守りたくて、定期的な更新を心がけていたのだけど本業に追われる日々の中で時間を作り心を整えるのは容易なことではない。1ヶ月間で1記事しか書けなかったこともあった。ブログを新鮮に保ち、読んでいただくみなさまに新しくってカッコいい音楽を発信していくためにも、3年目は初心に戻り「更新頻度」にこだわっていきたい。
「忙しすぎて全然更新できない…辛い…」というどん底に落ちていたころに書いた記事があるんだけど、個人的に結構気に入っている。好きなことを楽しむための「心の余裕」はきちっと保っていきたいものだ。更新頻度にこだわるためにはカルチャーを楽しめるだけの精神的余裕を守っていきたい。趣味を心置きなく楽しめるかどうかって、心の健康を測るバロメーターなんだろうな。
カルチャーは無駄だ。だからこそ素晴らしい。いくつかライターとしてお仕事ができた
0から始まり、亀のあゆみがごとくスローな成長を遂げてきた僕のブログだけど月1.6万PVぐらいの規模になってきた。世間のブログやメディアに比べて大きくはないのは承知しているが、個人的には満足している。明らかに検索ボリュームがないだろうと思われるインディーバンドの記事を書いて、この数字は悪くない。
規模が少しづづ大きくなるにつれて、特に今年に入ってからブログを通してお仕事のご依頼やライブのお誘いをいただくこともあった。
①「投げ銭」をアップデートした新しいライブ体験を提供するMUSERさんの記事を書いた。
【PR】アーティストを応援する新しいカタチ。Muserのライブに行ってきた。MUSERさんが主催するライブに招待いただき、そこで感じたことやサービスの使い方について僕なりに噛み砕いて書いた。音楽系の記事依頼は初めてだったのでお仕事の依頼を受けた時はとても嬉しかった。まだまだライターとしては学ぶべきことがありすぎるのだけど、今後ももっとたくさんの仕事を取っていきたい。お仕事ください!!!
② オーストラリアのジャズファンクバンドSunnysideのインタビュー記事を書いた。
【Interview】フジロックに出演が決まったオーストラリアのファンクバンドSunnysideが音楽的ルーツや作曲プロセスを語る初めてのインタビューにも挑戦した。フジロックに出演が決まっていたオーストラリアのバンドSunnysideからインタビューの依頼が入った時には「まじ?僕でいいの?え?」みたいに驚きと困惑しかなかった。せっかくの機会だったのでインタビューさせていただいた。オーストラリアと日本という位置関係だったのでメールを通じたインタビューだったのだけど、直にアーティストとコミュニケーションを取ることができた。メールインタビューだと「予定調和感」が出てしまう(質問は事前に用意したモノだけ、あとは記事執筆の時に順番や帳尻をうまく合わせる必要がある)ので、難しかったが初めての経験でとてもエキサイティングだった。
本業では英語ができないと仕事にならないので、必然的に英語を勉強するのだけど、本業での英語力が副業であるブログ運営で活用できたことは嬉しかった。本業で本気で取り組んだことが、副業や個人の趣味まで充実させることがあるのだな、という感動だ。なんでも本気でやってみるもんだ。
実はブログ設立当初から「海外アーティストにインタビューしたい」という目標もあった。叶うわけないと思っていたけれど、地道に好きなことを続けていれば、案外意外な形で向こうからやってきたりする。
③Alice Phoebe Louのライブに呼んでもらえた。
Alice Phoebe Lou “Something Holy”ライブハウスでお仕事をされている方から「ぜひAlice Phoebe Louというアーティストがライブをするので観にきてください!」とお誘いをいただき実際にライブを観に行った。
これはお仕事ではないのだけど、きっと音楽ブログを運営していなければお誘いをいただくことはなかっただろう。しかも名前は知っていたけどあんまり聴いたことのなかったアーティストを聴き込むきっかけにもなったので、とてもいい機会だった。
ツイッターのおかげで交友関係が広がった
ブログとは直接関係ないけれど、ツイッターを運営しているおかげで今まで出会ったことのなかった人たちと交流を持つことができた。もしかするとこの1年間で一番よかったことかもしれない。
酒を飲むのが好きな人たちや、音楽を作っていたり、ライターをやっていたり、全然違う業界で働いている人や、音楽バカなど多種多様な人たちだ。「自分の趣味や性格に会う人たちに出会えるようになる」ことは、ブログやツイッターを始めて自分の趣味を発信する上で一番のメリットかもしれない。
いつもお世話になっているみなさま、いつもありがとうございます。もし「Sleepyheadってやつが少し気になるな」というレアな人が、このブログの読者の中にいらっしゃいましたらぜひ飲みにいきたい。今後ともよろしくお願いします。
今後ものんびりマイペースに、でもブログをもっと大きくしたい
3年目は「更新頻度を高く保つ」ことを目標にブログに向かい合うと決めた。とはいえ、今まで通り自分の偏愛を晒していくブログにであることに代わりはない。マイペースにのんびりと、穏やかなだけど刺さる記事を書いていきたい。
ただのんびりしているだけでは変化がないので、ちょっとづつ新しいことにチャレンジしていく必要もあると感じている。例えばインタビューを増やしてみる。僕以外の人にも書いてもらう、など。ブログを更新しながら考えつつ、実行に移していく。ぜひSleepyheadに書いて欲しい記事やテーマなどあればツイッターを通して僕に教えて欲しい。