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コアラと羊だけじゃない。オーストラリアとニュージーランドのクリエイティブなバンド10選

こんにちは、Sleepy head(@SleepyHead_blog)です。

オーストラリアニュージーランドってコアラと羊のイメージしか浮かばない。

あとグレートバリアリーフと、オーストラリア中部は砂漠地帯が広がっていて、スポーツならラグビーが強い。

っていう印象しかありませんでした。

あなたも、もしかしたら同じような印象をお持ちかもしれません。

しかし、実はオーストラリアとニュージーランドって音楽シーンが激アツです。

そしてそこにあるのは、「ただかっこいい音楽」、というだけではありません。

クリエイティブで、一癖ある、不思議な音楽を作っているミュージシャンがたくさんいます。

本日はオーストラリアとニュージーランドから、クリエイティブで素敵なバンドをご紹介します。

1. Tame Impala “Feels Like We Only Go Backwards”

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オーストラリアを代表するサイケバンド、Tame Impala(テーム・インパラ)

第56回グラミー賞(2013年の作品が対象)で「最優秀オルタナティヴ・ ミュージック・アルバム」にノミネートされるほどの世界的バンドです。

サイケデリックな浮遊感のあるサウンドが心地良い。

サイケ、というと60年代から70年代あたりのヒッピー的な音楽って感じで、理解できない人もいるかと思います(僕もそうでした)。

しかし、Tame Impalaはうまく現代的な音楽に適合させて、多くのリスナーの指示を集めています。

2年前に来日した時にライブ行ったんですが、最高だったなぁ・・・

余談ですが、この曲は飲み会の帰り道に一人で外を歩きながら聴くとかなりエモいです。お試しあれ。

2. Pond “Paint Me Silver”

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こちらもオーストラリアのサイケバンド、Pond(ポンド)

実は、先ほど紹介したTame Impalaとの関係性が深い不思議なバンドです。

Tame ImpalaのヴォーカルであるKevin Parkerは2011年までPondのドラムでしたし、その後プロデューサーとして再度関わりを持っています。

PondのヴォーカルであるNick Allbrookは2013年までTame Impalaのメンバーでした。

楽曲自体はサイケデリックでありながら、シンセポップな要素も感じられるような曲もあったりします。(特にこの”Paint Me Silver”)

今年のサマソニにも出演していましたし、2017年11月(今月!)にも単独の来日公演を予定しています。

3. Gotye “Somebody I use to know”

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オーストラリアのシンガソングライター、Gotye(ゴティエ)

2013年にはグラミー賞を受賞しましたし、この曲はご存知の方が多いのではないでしょうか。

Gotyeの魅力って音楽の独創性ももちろんなのですが、MVが面白くって好きです。

ライブ中に、MVを少し編集してステージで流しながら演奏したりして独特の雰囲気を作り上げます。

“Thanks For Your Time”なんか切り絵で作られたPVが不気味な雰囲気を醸し出していてとても惹きつけられます。

ちょっと悲しいのは最近めっきり活動を見かけないことですね。

YouTubeのコメント欄に“Gotye is somebody I use to know(ゴティエは昔の人)”とあって笑いながらもなんとも言えない気分に・・・笑

4.Kimbla “CAMEO LOVER(Acoustic)”

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ニュージーランドの女性シンガー、Kimbra(キンブラ)

Gotyeともコラボして、一時期話題になりました。

ルックスもいいですね、可愛い。

こんな音楽・歌唱力・演奏力を持ちながら、実は僕と同い年で勝手にライバル心を燃やしています。勝てない。

エレクトロな音楽がベースですが、実はアコースティックで弾き語る方が好きだったりします。

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うーん、やはりいい。ギターの演奏に全くソツがないし色白すぎて最高です。

5. Miami Horror “Sometimes”

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オーストラリアのダンスポップバンド、Miami Horror(マイアミ・ホラー)

70年代から80年代のダンスミュージックに影響を受けているサウンドです。

キラキラしたシンセキャッチーなメロディーが素敵です。

あー踊りたいなぁ・・・時にもってこいです。

このMiami HorrorもKimbraとコラボしています。

ダフトパンクを思わせるベースリフ。めっちゃオススメです。

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6. Fazerdaze “Lucky Girl”

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ニュージーランド出身のAmeria Murry(アメリア・マリー)によるベッドルームプロジェクト、Fazerdaze(フェザーデイズ)

スタジオだけでなく、自宅などで録音しアルバムを完成させる、いわゆる宅録女子です。

曲の構成もいたってシンプル、音も詰まってなくて全体的に余白がたっぷり残されています。

長時間聴いていてもストレスを一切感じさせません。

MVも細切れの映像をコラージュ的につなげていて、不思議と見入ってしまう魅力があります

7. San Cisco “The Distance”

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オーストラリアのインディーロックバンド、San Cisco(サンシスコ)

洒落てますよね。クリーンなギターサウンドです。あとドラムの女の子が可愛い

この曲は今年リリースされたものですが、以前よりも大人になったなぁ・・・と感じさせる曲でした。

8. The Jungle Giants “I Am What You Want Me to Be”

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オーストラリアのインディーロックバンド、The Jungle Giants(ザ・ジャングルジャイアンツ)。

どんな巨人がジャングルにいるんだ・・・と、思いましたが、名前のいかつさから想像できないような可愛いサウンドです。

メンバーは高校の同級生同士で、こんな楽しいバンドできたらいいなぁと思わせてくれます。

Vanpire WeekendやTwodoor Cinema Clubと比較されたりしますが、サウンドの楽しさを考えると納得できます。

9. King Gizzard & The Lizard Wizard “Rattle Snake”

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ここでまたサイケロックに戻りましょう。

オーストラリアの7人組の異端児集団、 King Gizzard & The Lilzard Wizard(キングギザードアンドザ・リザートウィザード)です。名前がひたすら長い!

何と言っても異端児感満載なのが、ドラムが2人ハーモニカもいることです。

Tame ImpalaPond、そしてこのKing Gizzard & The Lilzard Wizard3大オーストラリアサイケのだと勝手に思っています。笑

ちなみに、先ほどの2バンドよりかは「ロック」な要素が強めです。

ギターも3人(!?)いますし、サイケロックサイケパンクと評されることも多いですね。

迫力のあるライブパフォーマンスも力強く最高なので、ぜひ興味を持たれたらYouTubeでチェックしてみてください。

10. Hiatus kaiyote “Nakamarra”

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グラミー賞最優秀リズム・アンド・ブルース・パフォーマンス賞にもノミネートされたこちらの曲。

Hiatus Kaiyote(ハイエイタス・カイヨーテ)の呼称、なんだろう・・・と思ってウィキペディアを見ると、「オーストラリアのヒューチャー・ソウル・ユニット」だそうです。なんぞそれ。

確かに来日した時にライブを行ったのがブルーノートでした。なるほど納得。

ソウルやR&Bがお好きな方にオススメです。

そういった音楽が苦手な方でもとても聴きやすいので、入り口として聴いてみるのも良いかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。気に入って頂けたバンドはいましたでしょうか。

オーストラリアは割に奇才と呼ばれるようなミュージシャンが多い印象です。

日本ではそこまで馴染みがないかもしれませんが、オーストラリア・ニュージーランドの音楽シーンは盛り上がっています。

あの伝説的なロックバンド、AC/DCだってオーストラリア出身ですからね。

ぜひ気に入った音楽があれば教えてください。