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ブランドを深掘りしながら英語の勉強!韓国の雑誌 『Magazine B』が面白い

こんにちは、Sleepy head(@SleepyHead_blog)です。

英語の勉強する時って、自分の興味があることと関わりがないと続けられない・・・と思う方多いのではないでしょうか。

普通のテキストを使ってみたり、ニュースを読んでみたり。

僕もテキストを使って勉強するのがとても苦手です。

いかにも勉強している!というカタい雰囲気が耐えらず、何回も挫折してきました。

やはり自分の興味がある内容を扱っている文章を楽しみながら読むのが一番良いのでは・・・?

と思い、見つけたのがこの「Magazine B」でした。

Flipping through our current issue! Issue no.53 MUJI Brand Documentary Magazine magazine-b.com

magazine Bさん(@magazine.b)がシェアした投稿 –

韓国発の雑誌で、毎号1つのブランドに焦点を当てて深掘りしていく雑誌です。

実は前から気になっていて買おうか迷い続けていたのですが、先日代官山蔦屋書店に寄った時にたまたま目に入ったので購入。

今日はこの雑誌「Magazine B」を紹介していきます。

Magazine Bとは?

どんな雑誌?

B IS AN AD-LESS MONTHLY PUBLICATION THAT INTRODUCES
ONE WELL-BALANCED BRAND UNEARTHED FROM AROUND
THE GLOBE IN EACH ISSUE. BETWEEN ITS COVERS,
B NOT ONLY SHARES UNTOLD STORIES BEHIND THE BRAND
BUT ALSO ITS SENTIMENT AND CULTURE THAT ANY READERS
INTERESTED IN BRAND MARKETING AND MANAGEMENT CAN
LEAF THROUGH WITH EASE

MAGAZINE B | MAGAZINE B

韓国発でありながら、使われている言語は英語。

世界中の「良くバランスのとれた」ブランドを紹介する雑誌です。

ブランドマネージャーや、マーケティングに興味のある人をターゲットに、ブランドの隠されたストーリーやそのカルチャーなどを紹介している、と。

ポイントは「広告がない」ところですね。

雑誌で広告がないというのはなかなか思い切ったスタイル。

どこからの影響も受けずに、書きたいことを書くんだ!という意思を感じます。

徹底した独立性

B pursues its quest for true value of a printed medium by becoming a magazine that would be worth possessing, not affected by advertisements since it receives no financial support from the brand, and maintains a unique and independent perspective which is increasingly disappearing due to overflowing information mingled among different media outlets.

MAGAZINE B | MAGAZINE B

取り上げるブランドがスポンサーになる、ということはないわけです。

ブランドを取り上げるとなるとタイアップ記事的でヨイショしがちで正しい情報が伝わらなかったり、その結果記事内容の信用をなくすことにもなりかねません。

独自目線独立した姿勢でブランドを深く掘っていくんですね。

ストイックな雑誌です。

取り上げるブランドを選ぶ4つの基準

discovers from around the world based on four standards: beauty, practicality, price, and philosophy.MAGAZINE B | MAGAZINE B

・美しさ (beautity)

・実用性 (practicality)

・価格 (price)

・哲学 (philosophy)

 

この4つの基準を満たすブランドのみを厳選してチョイスしているようです。

今回無印良品を取り上げた号を買ったのですが、確かにこの4つの基準を満たした「バランスのとれた」ブランドですよね。

また、バックナンバーを見ていると、確かに納得のラインナップです。

どこで買えるの?値段は?

ウェブストアか、セレクトされた書店のみでの取り扱いだそうです。

1冊18ドルなので、だいたい2000円ぐらいですかね。

おそらく関税や諸々のコストのせいで、最終書店で買う価格は2800円ぐらいかと。

セレクトされた書店を調べてもわからなかったのですが、蔦屋書店と青山ブックセンターでは取り扱いがありました。

例えばどんなブランドを取り上げているの?

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BRAND. BALANCE. | MAGAZINE Bより引用】

例えばこんな感じ。

マルジェラヴァンズMr.Porterなどの洋服に関わるようなブランドもあれば、NetflixApple Musicなどのサブスクリプションサービスも取り上げられています。

と、思ったらベルリンソウルなどの都市もありますし、Weworkairbnbなんかの今イケてるテック系も。

これらは一部なのでまだまだ他に取り上げられるブランドはたくさんありますが、どれも哲学とビジネスのバランスのとれた素晴らしいブランドばかりですね。

ちなみに第一号はFreitagだったようです。納得のスタート・・・

表紙のデザインもシンプルながら、見た瞬間にどのブランドが取り上げられてるか認知できるようになっています。

そしてそこにクールさも同居していて、手にとって読んでみたくなりますよね。

今回買ったのは「無印良品」

買った理由

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僕が今回選んだのは、みんな大好き無印良品!です。

日本国民にとってとても身近なブランドでありながら、一貫した哲学を感じられます。

いつの間にか家にあるものがほとんど無印だった、みたいなこともよくあります。

でも実はブランドの成り立ちや、デザイナー、これまでの歴史など、あまり良く知らない人も多いのではないでしょうか。

僕もそんな中の一人だったので、勉強するいいきっかけだと思い購入しました。

中身はどんな感じ?

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多くはインタビュー形式と写真で構成されています。

例えば!

主に無印の家電のデザインを担当しているアドバイザリーボードの深澤直人氏のインタビュー。

日本を代表するプロダクトデザイナーですよね。

Found Mujiという、毎回ある一つの国を選びテーマを設定するプロジェクトは深澤氏の発案だそう。

また、無印のビジュアルをデザインしている、これまた日本を代表するグラフィックデザイナーの原研哉氏のインタビューも掲載してあります。

そのた小池一子さんなど、無印を支えるアドバイザリーボードのインタビューが掲載されています。

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ここまで1つの雑誌の中にこれだけの大御所を集めることができるあたりが、magazine B自体のブランド力を感じる部分でもあります。

そして、面白いのが巻末のブランドデータ。

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取り上げられているブランドにまつわる様々なデータを数字とグラフで見ることができます。

例えば正社員とアルバイトの人数や店舗数小売業の中のブランドランキング(上のランキング)や、日本全体のブランドランキング(下のランキング)など、興味深いデータがたくさん。

こういう細かなデータを見ていろいろと想像を膨らますのが好きなので、つい見たくなります・・・

毎号基本的にはどんなブランドでもデータが付いてきます。

英語学習にぴったり

先ほども説明した通り、全て英語で書かれています。

普通のニュース記事や小説は面白くないから続かない・・・

でも自分が好きなことを勉強するついでなら読めるかも・・・

なんて人にとてもおすすめです。

使われている単語はそこまで難しくないですし、多少調べながら読むぐらいの方が新しい単語を学ぶことができるので良いかと思います。

もちろん、結構なボリュームなので時間をかけてゆっくり楽しみながら読み進めていけばとてもよい教材になると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は韓国発のブランド深掘り雑誌「Magazine B」をご紹介してまいりました。

興味のあるブランドがあればぜひ手にとって見てください。

きっと良い勉強になりますし、部屋に置くだけでなんだかオシャレな気分になること請け合いです。

では!