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音楽ブロガーがオススメするチェックすべきYouTubeチャンネル7選

僕はYoutubeが大好きだ。暇さえあれば好きな音楽チャンネルをチェックしている。

疲れた時にちょっと笑える音楽ネタを覗いてみたり、新しいアーティストの情報収集をしたり、欲しいベースの試奏動画で何を買おうか考えてみたり。ブログとは違って文字では伝えきれないヴィジュアルの情報がたくさん手に入る。

ただ、YouTube全盛の時代で誰しも「YouTuber」として活動できるし、溢れかえって如何しようも無いぐらい動画であふれている。正直、あんまり面白くない動画の方が多いし、数ある中から自分にあった動画を選び切るのは面倒くさい。

今回は「音楽」に絞って「クスッと笑える動画」から「勉強になる動画」まで「これだけは押さえておいて!」と僕が思うチャンネルをご紹介したい。

1.NFパンチ

音楽専門チャンネル「スペースシャワーTV」でサカナクションのメンバーが主体となって製作されている番組。本来はテレビで放映されているものだけど、一部をYouTubeで観ることができる。

特にオススメしたいのが「NF将棋」だ。(たぶん)サカナクションに関係する大物クリエイターや音楽関係者をゲストに招いて、ファッションスナップからどんな音楽が好きなのか当てる企画。そしてその様子を山口一郎氏が解説する。

NF将棋 / 真鍋大度 vs 森永邦彦 #1

山口一郎氏がその場で思いついたことを適当に並べていく感じが最高に面白い。仕事で疲れた時「くだらない企画でクスッと笑いたい」時に観てみて欲しい。脳のメモリーを一ミリも使わなくても楽しめる動画だ。

絶対バレない男 at 餃子の王将 下北沢店付近 / 山口一郎(サカナクション)

あと下北沢で雨の中山口一郎が弾き語りしている動画もとてもいい。あんなにわかりやすい特徴的なルックスと声なのに、本当に誰も気がつかないから面白い。

2.HARD-OFF BEATS

トラックメイカー、プロデューサーとして活躍する神戸出身のミュージシャンであるtofubeatsのチャンネルで公開されている”HARD-OFF BEATS“が面白い。

中古の楽器やレコード、家電などの買取・販売を行うHARD-OFFを周り、1000円以内で買ってレコードをサンプリングして1時間以内で1曲作るという企画。サイコロの目で抽選を行い、全国のHARD-OFFを廻るあたりから水曜どうでしょうリスペクトをひしひしと感じる。

HARD-OFF BEATS 2017春の陣 東京発着編 第1話「構想5年」/ HARD-OFF BEATS Spring Campaign Ver.Tokyo #1

ちなみに「東京編」「大阪編」の2種類があり、さらに「買い出し編」と「製作編」に分かれている。きっとトラックを作る人からすると「プロはこんな方法で曲を作っているだ」「なるほどドラムの音を抜くときはこうやるんだ」など勉強になるはず。単純にバラエティーとして面白いので、気軽にラジオ感覚で聴いてみるのもオススメ。

3.Davie504

ベースが好きな人、うまいベースを聴きたい人にはきっとDavie504の動画がグッとくるはず。特に様々な時代・ジャンルのかっこいいベースラインをつなぎ合わせて弾き続けるこの動画は特にオススメ。ただただ上手い。

100 Amazing Bass Lines

4. Amoeba “What’s in my bag”

アメリカはロサンジェルスのレコード屋であるAmoebaのYouTubeチャンネルの企画である”What’s In My Bag“。ゲストとして招かれたミュージシャンがAmoebaで選んだレコードを紹介する企画。

The xx – What's In My Bag?

ゲストがとても豪華。The XXカマシワシントンRIDEなど探せば山ほど動画が出てくるのでお気に入りを見つけてみて欲しい。もちろん言語は英語なんだけど、注釈にミュージシャンが選んだレコードが記載されている。

ぜひ好きなミュージシャンがどんな音楽を聴いて音楽制作に取り組んでいるか、想像しながら観てみて欲しい。

5.FACT Magazine “Against The Clock”

様々なジャンルのトラックメイカーが10分以内で曲を作る“Against The Clock”

僕のオススメはTom Mischの回。マイクが作動しなかったり、途中バイオリンを弾きだしたり、最後はちゃんと挽回して形にするし、なんでもできる天才っぷりを発揮している。「あぁこうやって曲を作るのね」と製作の一部を垣間見ることができて面白い。10分間ノーカットなところも素敵。

Tom Misch – Against The Clock

6. COLORS

美しい色のボックスの中でミュージシャンがライブパフォーマンスを行うCOLORS。選ばれるミュージシャンは今イケてるお洒落な感じ。たとえばParcelsとか。

Parcels – Lightenup | A COLORS SHOW

ヴィジュアルとして美しいからついつい観ちゃう。しかし「背景が美しい色の中でライブをするミュージシャンのチャンネルと言えばCOLORSだよね。」と認知しやすいように仕組まれている気がして、マーケティング上手いなぁと思う。

7. McGuffin(マクガフィン)

最後は日本のカルチャー中心のYouTubeチャンネル。ゲストのお部屋訪問的な企画から、お酒を飲みながら本音を語る企画などアーティストの裏側が観れる番組が多い。僕のオススメはDJのリカックスの回。単純にファンだからだけど。

tofubeats @ Licaxxx's studio-Show Your Room#1-

詳しくは別の記事にまとめているのでよければ読んでみて欲しい。

アーティストの意外な一面が垣間見える動画メディア McGuffin(マクガフィン)が面白い