最高にファンクだ。京都の6人組日本語ファンクバンドである踊る!ディスコ室町が新曲 “(A BOWL OF) RICE”を公開した。
上品で洒落ていて、それでいてファンクネスをこれでもかというぐらい見せつける素晴らしいバンドであり、素晴らしい楽曲を作り続けている。
おなかが減ったんで、なんかメシでもどうっすか
“(A BOWL OF) RICE”の曲名通り、茶碗一杯のメシがテーマとなっている。
「おなかが減ったんで なんかメシでもどうっすか I don’t wanna eat hamburger today」という歌詞から曲は始まる。
初っ端から大好きなんだけど、この歌詞とメロは聴く人の心をグッと掴む。「どうっすか」のカジュアルさと軽さがクセになる。
そして「おなかが減ったんで なんかメシでもどうっすか Today I wanna eat shiny white rice」と来る。白飯食いたいよ。
掴みとしてのパンチラインが効いていて曲に引き込まれていく。きっとあなたもクセになるからまずは30秒聞いてみて。
リズムが気持ちいい
シンセサイザーやキーボードなどは含まれない。管楽器とバンドの組み合わせで、ベースの跳ねるスラップが曲にグルーヴを与えている。歌詞やMVのファニーさとは真逆に、楽曲そのものはストイックなファンクなんだなぁと思う。
これは適切な表現じゃないかもしれないけれど「在日ファンク」と並ぶのではというぐらいに「日本語ファンク」をポップに仕上げている。めっきり日本のバンドに熱中することが少なくなってしまったが、踊る!ディスコ室町はついつい聴いてしまう。だって踊れてかっこよくてファンキーだもの。
実は主要メンバーのミキクワカド氏(Vo.)は大学が同じで、面識はないのだけど在学時からこっそりライブをみたりしていた。僕が一方的に知っていただけなんだけど、大学生当時に見たことあるバンドがこんなにクールな楽曲を作っていることに物凄く刺激を受ける。
まぁとにかくクールなバンドなので、まずは一聴を。こちらのプレイリスト記事でも紹介している。きっとこれからもっと有名になるだろうし、なってほしいと僕は思う。