Phone – Louis Cole
彼はKNOWER(ノウワー)というバンドでドラマーとして活躍する傍ら、ソロでも精力的に曲をリリースしている。
【Music Heads Vol.8】EDMとジャズとファンク。「ジャンルの坩堝」なバンド、KNOWER(ノウワー)KNOWERではドラムに徹し、ほぼ歌うことはない。しかしソロでは全ての楽器を自身で演奏し、歌まで歌っている。EDMやファンク、ジャズなど様々なジャンルから影響を取り込んだ「エレクトロファンク」とでも言うべきだろうか。
とにかく才能が溢れている。単なる器用なマルチプレイヤーではない。いうまでもないのだけど、どの楽器の演奏もめちゃくちゃにクオリティが高い。そして彼の手から生み出される音楽はファンキーだ、何もかもがファンキー。
レッドホットチリペッパーズのボーカルであるアンソニーも彼の大ファンで、レッチリのツアーにサポートアクトで呼んでしまうほど。
今回の“Phone”をはじめとした“Time”に収録された曲は、過去リリースされた曲よりも「優しく、洒落たファンク」という雰囲気が醸し出されている。”Phone”なんてムーディーだし、メロがこんなに生かされる曲って今まで彼は作ってなかったよなぁ。
Louis Coleって”Blimp”みたいなちょっとふざけたゲームミュージックみたいなエレクトロでファンキーなサウンドのイメージだったものだから、今作は意識的に作風を変えたのだと思う。
Blimp (short song) – Louis Cole
Louis Cole聴いたら次はKNOWERだよ