こんにちは、Sleepy head(@SleepyHead_blog)です。
今回はTOEICの勉強法について書きます。
特にリスニングです。
当初リスニングは僕もめっちゃ苦戦したのですが、リスニングセクションって最初なかなか良い点が取れないんですよね。
・一回だけしか聞けない(リーディングみたいに読み返せない)
・聞き逃せないプレッシャー
・たまに出てくるオーストラリア人のスピーカーのクセがすごい
など、苦戦する要因がたくさん。
ちなみに日本生まれ日本育ちの海外経験なしの僕ですが実は大学生のとき一度だけTOEICを受験しました。
その時は700点でした。
悪くないけどよくもない
実戦で使えるかといえばぶっちゃけ微妙で就活でも大して使えない・・・
みたいなスコアしかありませんでした。
しかし、正しい方法で勉強することができれば
リスニングなんて怖くない!
むしろリーディングよりも簡単に点稼げます!
これから英語や特にTOEICの勉強を始める大学生の方や、仕事で英語が必要になった社会人の皆様の参考になれば幸いです。
*最初に伝えておきたいのですが
僕の勉強法は、もし即効性を求めているならあまりオススメできません。
リスニングの力をじっくり地道に、でも確実に身に付けたい人向け
かと思いますので、ご承知おきを。
TOEICのための勉強に意味はない
最初にこれ言っちゃう?って感じなんですが
TOEICで良い点取るためだけに英語を勉強しても意味はありません。
昇進のために必要!などであればやむを得ないかもしれませんが、その後本当に英語が必要になったとき、非常に困ります。
えっ・・・TOEIC900なのに全然話せないじゃん・・・
なんだがっかりした・・・
って言われちゃいますので!(実体験)
今でこそだいぶ話せるようになり、何を話してるのかほぼ理解できますが、TOEICのためだけのテスト対策的な勉強をしていると痛い目にあいます。
あくまでTOEICは実力を試す場所
そうなんです、日頃の勉強の成果を試す機会なんですよね。
あなたがどれだけ真面目に着実に力をつけているか
対策なんて無しにどこまでスコアが伸ばせるか
そう言った英語学習の進捗確認として受験するべきなのです。
じゃあ日頃どんな勉強をすれば良いの?
僕が大学生の頃700点を取ってから
その後社会人3年目で900点を取りました。
その間、TOEICのための対策的な勉強をしたのは
3ヶ月にも満たない程度です。
英語、特にリスニングの勉強は2年間継続して地道に伸ばしていました。
何をしていたかというと
好きなTEDスピーチをひたすら聞きまくる!!!
正直これぐらいしかしてませんでした。
が、今振り返るととても効果的だったと思います。
繰り返し同じスピーチを聞きまくり
ポイントは
同じスピーチ
を繰り返し聴くことです。
えっ、同じものを何回も聞いて意味あんの??
たくさん違った種類を色々聞いた方がいいんじゃないの??
と思いがちですが、それは間違いです。
英語に耳を慣れさせる
同じスピーチを聞いていると、頭が徐々にフレーズを覚え始めます。
意識していてもいなくても、フレーズが頭に残り始めます。
別に興味がなくても毎日朝のニュース番組をなんとなく聞いているだけで、テーマ曲がなぜか歌えちゃう、みたいなことないですか?
それと同じです、繰り返しているうちに、フレーズや単語が自然と頭に入ってくるのです。
ちゃんと覚えて自分のものにできたフレーズを増やすことが、実力アップへの近道です。
実際どういう風に勉強すればいいの?
①まずあなたが楽しめそうなスピーチなど、音声を探しましょう。
僕はTEDで探しました。
オススメは以下の通り。
・サイモン シネック
著書『WHYから始めよ!』で有名なサイモン・シネックのスピーチです。
アップルやライト兄弟などを例に、優れたリーダーは、どのように人々をインスパイアするのか、ということを「ゴールデンサークル」と呼ばれる図を用いて解説してくれます。
英語の勉強抜きに面白いのでオススメ。
・ダニエル ピンク
『モチベーション 3.0』の著者が、人々のやる気にまつわる認識を、科学して解説してくれます。
報酬は単純作業の成果を上げてくれるけど、ホワイトカラーの仕事には、逆効果で、内的動機が大事!
これも普通に面白い。
・マット カッツ
新しいことを始めるならまずは30日間チャレンジしてみよう!
一番短くって、何度も見やすいので、まずはこの動画から始めて見るのがいいかも。
・スティーブ ジョブズ
言わずとしてた”Connecting dots”のアレです。
わかりやすい英語を話すし、何より話が面白い。
何回見たかわかんないぐらい見たし、なんなら今でも見てる。
スピーチを探すときのポイントは
英語関係なく自分が面白いものを探す
ことです。これめっちゃ大事。
楽しめないと続きません。
②選んだスピーチから1つピックアップして1週間毎日見続けましょう。
例えば
通勤の電車で1回
ランチ中に1回
帰りの電車の中で1回
と同じ日に3回は聞いておきましょう。
より定着が早くなります。
使えそうなフレーズはメモするなりしておくとベター。
③1週間経ったら新しいスピーチを聞き始める
④ひたすら繰り返す。
⑤たまに昔聞いたスピーチを聞いて見て成長を確かめる
あれっ!?結構わかるやん!!
ってなる瞬間が来たら嬉しいですもんね。
・・・と言った要領でたくさんのスピーチをこなしていきましょう。
わかんなくてもとにかく聞く
たまに何言ってるのか全然わかんなくて投げ出したくなりますが
そこはグッと我慢。
わからなくても最後まで聞いてください。
耳を慣れさせるためには「英語を聞く」という行為自体が重要です。
まず日本語字幕で見てから英語字幕を見ながら聞いて、その後もう一回日本語で聞くと最初はわからなかったフレーズが理解できるようになります。
2年間ぐらいコツコツ続ける
と、いった勉強法を2年間ぐらい続けました。
・・・するとどうでしょう!
TOEICのリスニングセクションで話していることが
日本語を聞いているような感覚で理解できるではありませんか!
スピーチ練習を繰り返すことで
・英語を聞くことに慣れた
・よりリアルな、速いスピードの英語に馴染んだことでTOEICのスピーカーが話すスピードが遅く聞こえる
・知っているフレーズ・単語が増えた
一回一回の蓄積量は小さくても、繰り返し続けることで
知っている単語は少しずつ増えて、発音の仕方を覚えることができたので
理解できない問題がありませんでした。
皆さんも、騙されたとおもって同じスピーチをひたすら聞いて見てください。
だんだん理解できるようになってきて楽しくなるし
スピーチの内容自体も勉強になるので一石二鳥です。
まとめ
スピーチを繰り返し聞くことでリスニング力が伸びるのは間違いないです。
1つ1つ単語やフレーズを積み上げ行くことが重要です。
そして、日頃のトレーニングの成果を確認する機会として
TOEICが存在しています。
もちろん続けて勉強することは大変です。
仕事もあるでしょうし、現代人は忙しい。
でも毎日スピーチを通勤の時間に聞くくらいの時間は
やろうと思えば簡単に取れるんじゃないかな、と思います。
あとはやる気さえあれば少しずつリスニング力がついてきます。
将来英語が話せるようになりたいなら、リスニング力は相手の言いたいことを
理解する上で欠かせません。
ぜひ!これを機会にスピーチでの学習を取り入れてみては!
では。