Plastic Picnic – Nausea in Paradise
インディーポップの聖地といってもいいだろうアメリカはブルックリンのバンド、Plastic Picnic(プラスチック・ピクニック)の”Nausea In Paradise“がとってもいい。
Real EstateやNo Vacationなどの「日曜日の午後に穏やかな気持ちにさせてくれるポップ」感が気持ちいので、この記事でご紹介していきたい。
心を落ち着けてくれるギターポップ
何と言っても王道の「ギターポップ」であるところが最大の魅力だ。イントロの透き通ったギターサウンドとキャッチなーリフ。
Aメロは淡々としたミニマルな楽器でBメロからサビへ畳み掛けるスピード感と、目の前が開けるような爽快感がたまらない。
高音で透き通った綺麗な歌声だけど、どこか「若さ」や「青春」を感じさせる勢いを同時に表現するボーカルが、曲全体のバランスを保つ。なんだか聴いていると何処かへ走り出したくなる。
とはいえ、全体としては「日曜日の昼下がりに部屋で流れていてほしい」リラクシングで、ノーストレスな雰囲気はしっかり保たれている。
日本でいうとLuby Sparksと雰囲気が似ている。きっとクリーンでコーラスがかかったギターサウンドがそう思わせるのだろう。
とにかくリラックスできるインディーポップなので、ぜひ頭のスイッチをオフにしたい時に流してみてほしい。