こんにちは、Sleepy head(@SleepyHead_blog)です。
僕が「このバンドはイケてる」と思う音楽の良さを語りながらご紹介していくシリーズであるMusic Heads。今回が第8回目となります。
アメリカの巨大な音楽フェス、コーチェラ(Coachella)に出演するということですし、この辺で一度紹介しておきたいなと思いました。
日本で一番勢いがあるバンドなのではないでしょうか、京都のガールズパンクバンド「おとぼけビ〜バ〜」が最高です。
おとぼけビ〜バ〜とは何者か
京都のガールズ4ピースバンド、おとぼけビ〜バ〜。
自称いてこまスマッシュヒステリックハードビートどすえどすえ系バンド。
2009年京都で結成4人組いわゆるガールズバンド。
モットーは「セックス・しば漬け・ロックンロール」
最近はボーカルのあっこりんりんの恋の鬱憤を
ギターのよよよしえ・ベースのひろちゃん・ドラムのぽっぷに加担させ
無差別に八つ当たりするというスタイルでワールドワイドに活動している
いてこまスマッシュヒステリックハードビートどすどすどすえ系バンド。
👯 We Are Otoboke Beaver 👯 – Otoboke Beaver official web siteより引用
は?どういう意味なんや・・・と思ったあなたは至極真っ当。僕も最初読んだときは全く想像できませんでした。
が、上で紹介している”Love is Short“を聴いてみて欲しい。あっ確か「いてこまスマッシュヒステリックハードビートどすどすどすえ系バンド」だわ、と納得してしまうはずです。
パンクでガレージで日本的なアンダーグランド
ボーカルのあっこりんりん、ギターのよよよしえ、ベースのひろちゃん、ドラムのぽっぷからなる4ピースガールズバンド。バンド名の「おとぼけビ〜バ〜」は大阪のラブホテルの名前から取られています。どんなバンド名の決め方やねん。
2009年、京都は立命館大学(くるりと同じですね)のロックコミューンというサークルで出会ってバンドを結成。コピバンは時間の無駄だと感じてオリジナル曲を作るためおとぼけビ〜バ〜を始めています。
2016年にはロンドンでCDをリリース、ツアーを周り、今年はアメリカで開催される世界最大級の音楽フェスであるコーチェラ(Coachella)も出演。(日本人はX JAPANとおとぼけビ〜バ〜だけ!)
音楽的なバックグラウンドは日本の80年代ミュージックに影響を受けているとインタビューで語っています。ヒカシューとか、山口百恵、ゆらゆら帝国など。特に大阪の2ピースバンドである「あふりらんぽ」。なるほど確かにこのサイケでノイジーな雰囲気から影響受けてそう。
個人的にはあぶらだこや嘘つきバービー、Bo ningenっぽいなと。
ガレージでサイケでハードコア、ものすごくドメスティックな音だなと感じます。いろんな音楽ジャンルが混ざりあったガラパコス的な発展。歌っているのだけど、誰か特定の人に対してシャウトしてるような歌い方。もしくはマスロック的で変拍子を使いつつ、聴く人の感情をぞわぞわさせる不穏さ。
この日本的なアンダーグランド感をまとっていることが、海外の音楽シーンでウケている要因なのではないかな、と思います。ロンドンやアメリカにこういう過激で奇妙な音楽ができるバンドあんまりいませんからね。
もしこの辺りのバンドが好きなのであれば、おとぼけビ〜バ〜を気にいるのではないでしょうか。
ライブがものすごい
僕はまだライブに行けていないのですが、映像見てる限り最高に楽しそう。今一番ライブ行きたい。こんなモッシュに飛び込んだら無事に帰ってこれる気がしない。
何よりすごいのは、音源とライブの差がほとんどないこと。見た目の派手さや、楽曲の激しさに目が行きがちですが、みんな楽器うますぎ。
終わりに
勢いつけたくなる時に、ガレージやパンクをベースにしたハードコアバンドが欲しくなります。おとぼけビ〜バ〜を聞けばきっといろんな鬱憤をぶつけられるような勢いを持っています。
日本のシーンでもしっかりファンベースを築いていますが、この先さらに人気が出て日本のフェスでも観られるといいなと思います。
別にいいんですけど、日本の音楽シーンよりも先に世界が才能を発見することも多々ありますが、ちょっと悔しいですね。世界に発見されてしまったけれど、日本の中だとまだ間に合う。だからあなたは今のうちにおとぼけビ〜バ〜を発見しておいてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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