こんにちは、Sleepy head(@SleepyHead_blog)です。
やっぱり、みんななんだかんだ言ってみても、可愛い女の子好きだと思うんですよね。
さらに音楽まで作れて、曲もかっこいい・可愛いければもう言うことありません。
そんな「独断と偏見でピックアップしたガールズバンドとシンガーソングライター」関する記事を去年書きました。
可愛いし音楽も最高。チェックすべき女性ガールズバンド・シンガーソングライター10選 – sleepyhead
今回はこの記事の続編です。2017年初頭あたりから、ガールズバンドの勢いが加速しています。世界中で才能と器量を兼ね備えたミュージシャンが次々出てきています。
「アナタが死ぬ前までに訪れるべき魅力的な世界のレコード店 27選」に選ばれた大阪のFlake Records店主、和田さんも記事にしています。やはりアメリカのガールズバンド・シンガーソングライターのシーンは年々盛り上がりを見せていますね。
もちろんルックスだけ良い、だとミュージシャンとして不十分です。音楽が主軸にあり、琴線に触れる素晴らしい曲を作っていることが前提条件。
しかし!ルックスが好みで聴いみたら、曲も引けを取らないぐらいよかった・・・なんてこともあるかもしれません。
今回の記事では「ルックスだけではない、音楽のクオリティーが抜群に高い」アメリカのガールズバンドをご紹介します。
①Soccer Mommy (サッカーマミー)
アメリカのナッシュビル出身(エルビス・プレスリーと同じですね)のSophia Allison(ソフィア・アリソン)のプロジェクトであるSoccer Mommy。若干20歳。
アメリカの音楽メディアとしては最も権威のあるとも言えるPitchforkの3月のベストミュージックビデオ7選にも選ばられていた“Cool”という曲が最高です。パステルカラーで全体を仕上げている、春を感じる可愛らしいビデオ。
The 7 Best Videos of March 2018 | Pitchfork
4ピースの構成でギターとベース、ドラムと歌というシンプルな構成でDIYの精神を感じさせる曲調。悪く言えば淡々としているけれど、一方でソフィアの透明感のある歌の存在感を際立たせています。
もしWEEZERが好きならきっとハマります。メロディーのちょっと弱虫な物悲しさはそのままWEEZERの曲になってしまうのでは?と思うぐらい。初めてSoccer Mommy聞いた時にはこのバディーホリーを思い出しました。
ルックスはアブリルラヴィーンに影響受けたようなパンク感がバリバリです。
初めて買ったCDが「アブリルラヴィーンのアルバム」とインタビューで語っていたのも伺えますね。
②Hatchie(ハッチー)
オーストラリアのインディーバンド、Babaganouj (バブガニューシュ)のベースボーカルであるHarriette Pilbeam(ハリエット・ピルビーム)のソロプロジェクトであるHatchie(ハッチー)。高校卒業後のバンドを始めたおり、24歳の若い才能。ハッチーは子供の頃からのあだ名。
キラキラとしたシンセをアクセントにした、ポップで楽しい曲に仕上がっています朝出社前に聞いて通勤したら元気出そう。
Kylie Minogue(カイリーミノーグ)やThe Strokes(ザ・ストロークス)などの影響を受けているとインタビューでも語る通り。彼女の楽曲からは、シンセや打ち込みを使ったポップと、ギターロックのインスピレーションを感じます。
小難しいテクニックや難解なフレーズなどは無く、どストレートにポップ。
音楽はもちろんハッチー自身も当然美しいです。リッケンバッカー(このタイプのギターの名前です)が非常に似合っていますね。
3 Petal (ペタル)
アメリカのペンシルバニアはスクラトン出身のシンガーソングライターKiley Lotz(カイリー・ロッツ)のソロプロジェクト、Petal(ペタル)
ブロードウェイで舞台女優(!?)として活動しながら、Petalのヴォーカルとしても活躍する多才な女性です。
これまで紹介したミュージシャンはポップさやシンセの浮遊感が魅力的でしたが、Petalは王道のロック、といったところでしょうか。
歪んだギターをかき鳴らし、声を張り、サビのメロディーはエモい。ライブハウス映えするバンドですね。
舞台女優というだけあってめっちゃ綺麗です。これでこんな力強くてエモいギターロックやられたら反則です。 早く日本に欲しい。
My new record Magic Gone comes out June 15th! I’m so happy to have made this with @willyipmusic @DOT_PONY and I can’t wait to share it with you all! pic.twitter.com/vZ1w0eVQw6
— PETAL (@petal_pa) 2018年4月3日
4 Japanese Breakfast (ジャパニーズブレックファスト)
韓国系アメリカ人のミシェル・ザウナーのソロプロジェクト、Japanese Breakfast(ジャパニーズ・ブレックファスト)
韓国系なのにJapanese Breakfast、と不思議な名前ですが「Japaneseという言葉に海外な雰囲気を感じ、Breakfastにはアメリカ的な印象を持っていて、その組み合わせが面白いと思ったから」だそう。
可愛らしい声と、そのポップでバリエーション豊かなジャンルレスな楽曲、そして芯の強いヴォーカルが最高です。
特に今回紹介している”Everybody Wants To Love”はライブ映えする勢いのある曲。ライブ会場全員がサビを合唱してしまいそうな、惹きつける力がりますね。去年来日ツアーあったのですが、行き損ねました。めちゃくちゃライブが良かったみたいで公開しています・・・
日本にはなかなかいないパンクな精神と、セクシーさが同居しているような雰囲気。ほんといい曲書くし、ルックスも最高です。
5 Caloline Rose (キャロライン・ローズ)
アメリカはニューヨークを拠点に活動するシンガーソングライターであるCaroline Rose(キャロライン・ローズ)
赤いアディダスのジャージにヘッドバンド、口には大量のタバコを突っ込んで火をつけようとしているジャケットがインパクト大な”LONER”を2月にリリースしています。
上で紹介しているSoul. No.5のようなガレージロック的な勢いのあるギターサウンドから、落ち着いたテンションで上品に歌い上げるGetting to meのような曲まで、同じアルバムの中に様々なテイストの曲を盛り込んでいます。
楽曲の幅広さから彼女の才能をうかがい知ることができますね。
ルックスもいい感じ。元気でパワフルな雰囲気が写真からも伝わってきます。
まとめ
ここ1年ぐらいで、クオリティーが抜群に高いインディーガールズバンドやシンガーソングライターがドシドシ出てきています。
正直ここでは紹介しきれないぐらい、多様なジャンルで女性の活躍が目立っているなぁ・・・と強く感じます。
最近のアメリカのオルタナティブ女性シンガーソングライターについて思うこと – SMASHWEST.COM
曲の良さはもちろん、そのルックスが音楽を広める武器になればいいなと思いつつ、ぜひちょっとでも興味があればYouTubeなり、Apple Musicなりで聴いてみてください。
紹介したバンドをプレイリストにまとめてみました。
是非とも聴いて欲しいバンドだけ紹介しました。感想とともにシェアいただけたりすると泣いて喜びます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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