【Interview】フジロックに出演が決まったオーストラリアのファンクバンドSunnysideが音楽的ルーツや作曲プロセスを語る

オーストラリアの6人組ジャズ・ファンクバンドであるSunnysideを知っているだろうか。耳の早い音楽ファンなら知っている人もいるかもしれない。

Sunnysideという名前からも感じられるような陽気で跳ねるようなファンクさがたまらなく楽しい。そして、ジャズをベースとした音楽性に裏打ちされた演奏技術が魅力的なバンドである。

Sunnyside | Disco Banana | Baked Goods Live Sessions

 

2019年夏、彼らにとって初めてのジャパンツアーの開催が決定。そして、ツアーに合わせてフジロックの出演が決まっている。

SNSを通じてバンドからコンタクトがあり、音楽を聴いてみて一発で大好きになってしまった。印象的な跳ねるようなベースリフに、クリーンなサウンドのカッティングギター。そしてジャズらしいサックスの音色に、パーカッションがリズムをより華やかに仕立て上げる。

もちろんファンクとジャズが基軸にある音楽ということは間違いない。しかし単なる気取った音楽という訳ではない。ヒップホップから影響を受けたようなラップが入ってきたかと思えば、サンプリングされた音声が流れ始める。様々なジャンルから影響を受けた楽しい音楽は、きっとどんな音楽ファンでも聴けば踊り出したくなる魅力を持ったバンドだと僕は思う。

そんな彼らに、今回インタビューを申し込んだ。彼らのバンド名の由来や音楽的ルーツ、作曲プロセス、好きな日本のバンドについて語ってもらった。

「オーディエンスを踊らせる音楽は、たくさんのジャンルからの影響が同時に作用することで生まれているんだ。」

Boostin'

 

—ます初めに、Sunnysideの音楽について教えてください。

Sunnyside 「単に聴覚で感じる以上にエキサイティングな音楽を作るバンドだよ。五感で感じ取り、もし単純なメロディーに安っぽいフックみたいな音楽を求めているのであれば、ドアをしめて帰ってほしい。僕らの音楽を求める人たちのために、僕ら6人組バンドはファンクでサイケデリックなジャズを届け続ける。僕らの音楽はシームレスな楽器の編成と、生まれながら持ち合わせたような息がぴったり合う即興性に溢れているんだ。優しい歌声で歌う薄暗いジャズラウンジから、誰もが踊り汗だくになるナイトクラブまであなたを連れて行く。もし僕らのライブを見ることがあるなら、日々の抑圧された気持ちは一度置いておいて音楽に身を任せてほしい。」

—どんな音楽のルーツを持っていますか?どんな音楽がきっかけでバンドを始めたんですか?

Sunnyside 「僕らはとてもたくさんの音楽的なバックグラウンドを持っていて、それぞれのお気に入りジャンルが混ざり合った結果、今のSunnysideのスタイルが確立されたんだ。Archie(サックス)はクラシックを聴いて育ったし、Gordon(ベース)はジャズ狂だしね。Sam(ギター)とMatt(ボーカル)はラップやR&Bが大好き。オーディエンスを踊らせる音楽は、たくさんのジャンルからの影響が同時に作用することで生まれているんだ。」

—みなさんはどのようにバンドを結成したんですか?

Sunnyside 「僕らはCallum、Sam、Archieのトリオとしててスタートしたよ。それぞれのベッドルームで音楽を作り始めた。何度かライブに出演しているうちに、僕らの音楽を楽しんでくれる人が出てきて、バンド活動をもっと有意義にできると思ったんだ。今は現在の6人組の編成に落ち着いていてMattはキーボードのテクニックがあることを発見したんだ。5年経ったけど、まだまだ僕らの新しい音楽スタイルを探し続けているし、どのようにバンドとして新しい活動の方法を見つけられるかトライしているところさ。」

「僕らは共同作業に重きを置いているんだ。メンバー全員で曲を書くし、アイデアも出す。」

—曲作りのプロセスについて教えてください。どのようにインスピレーションを得ているのですか?

Sunnyside 僕らは共同作業に重きを置いているんだ。メンバー全員で曲を書くし、アイデアも出す。メンバーの誰かが新しい曲のアイデアを思いついたら、全員で集まってより良いものにする。そのおかげで各パートに対しての責任感が出てくる。とはいえ、常にメンバーからのフィードバックに対してはオープンでいるように心がけているよ。フィードバックがあることでより洗練されて、細かな部分を詰めることもできる。たくさんのコミュニケーションが必要にはなるんだけど、単に自分のパートだけに取り組んでいるよりも音楽を楽しむことができるんだ。」

—バンド名の由来はなんですか?

Sunnyside この名前はバンドとしての性質を反映させたものであると同時に、SamとCalllumの故郷であるオーストラリアはヴィクトリア州のキャンパータウンにあるシニア向けの街の名前なんだ。僕らの国が大きくなっていく成長を感じることができるし、バンドとしての性格や目指すところが表されていて好きだね。」

「もちろんオーサカ=モノレールは大好きだよ。彼らなしではフジロックに出ることもなかっただろうし、ツアーだって出来なかった。」

オーサカ=モノレール – quick sand

 

—今回のツアーで日本のファンクバンドであるオーサカ=モノレールと対バンされる予定ですね。日本で好きなバンドはいますか?

Sunnyside 「もちろんオーサカ=モノレールは大好きだよ。彼らなしではフジロックに出ることもなかっただろうし、ツアーだって出来なかった。だから彼らに対しては改めてありがとうと言いたい。オーストラリアのMullumbimby Jazz Festival(マランビンビージャズフェスティバル)に出演したオーサカ=モノレールのパフォーマンスに完全にやられたよ。運良く彼らとホテルが隣で、一緒に飲みいくことができたんだ。僕らは完全に彼らのことが気に入ってしまったよ。そして、今回一緒にツアーをまわるバンドの音楽を見つけられてよかった。北里彰久(ex.Alfred Beach Sandal)の音楽は素晴らしいよ。Miyake Harukaの美しいライブを見るのもとても楽しみにしているんだ。一緒にツアーをまわるバンドの才能にとても驚かされたよ!」

Alfred Beach Sandal – Cool Runnings

 

Miyake Haruka 【空白】Official Music Video

 

—日本でも最も大きな音楽フェスティバルであるフジロックに出演されますが、どんな気持ちですか?

Sunnyside 「今でも信じられないよ!オーストラリアと日本にいるたくさんの人たちのハードワークのおかげで僕らの夢だったフジロック出演が決まったんだ。とても感謝しているし、優しい人ばかりだったよ。僕らの音楽に日本の音楽ファンがどのように反応してくれるか楽しみだし、きっと気に入ってもらえると思う!」

—日本の音楽ファンに一言お願いします!

Sunnyside「ライブをして、新しい友達に出会うのが待ちきれないよ!怖がらないでどんどん話しかけてほしい。ぜひフジロックか僕らのツアーに来てライブを楽しんでね!」

Sunnysideのライブ予定

僕はフジロックには行けないのだけど、もし今年フジロックに行かれる際はぜひライブをその目に収めてほしい。

気になったあなたはジャパンツアーもあるので、ぜひ以下のいずれかの日程のライブに足を運んでみよう。

7月18日 (木) 440 Shimokitazawa (東京) 共演 Elle Shimada Band, Minakekke, Miyake Haruka

7月19日 (金)  Nanahari(東京) 共演 Kitazato Akihisa (ex. Alfred Beach Sandal), Wool + the pants.

7月20日(土) NUi(東京) 共演 Wa Yo Set (Osaka), Elle Shimada Collective

7月23日 (火) Namba Bears(大阪) 共演 blanka (Nagoya), Natural Killers

7月24日(水) KD Japon(名古屋) 共演 Penguinrush, Elle Shimada Collective

7月27日 (土) FUJI ROCK FESTIVAL (新潟)

問い合わせは”vaughanpresents@gmail.com”に公演日・枚数・名前を記載してメールを送ればチケットの予約ができる。