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解散して今年で15年。ミッシェルガンエレファントの名曲5選で振り返り

こんにちは、Sleepy head(@SleepyHead_blog)です。

 

ミッシェルガンエレファントが解散してから今年でもう15年。

ミュージックステーションでt.A.T.uが出演拒否、急遽穴を埋めるべくセットもなしでライブパフォーマンスを行い、番組を救った伝説から15年である。

 

あまり日本のロックを聞かない人からすると「ミッシェルガンエレファントってどんなバンドなの?知らないなぁ。」という人も結構いる。

もしくは「あぁあのタトゥーの代わりに曲を演った人たちね、はいはい何となく知ってる」かどちらかの反応が返ってくる。

 

とにかく「ミッシェルガンエレファントとはなんぞや?」と、よく知らない人はまずこのライブ映像を見てほしい。

 

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映像を見てもらえればわかるが、一言で表すとすれば「日本ロックにおける伝説的バンド」である。

正直、このミッシェルガンエレファントを聞かずに「邦ロック」で日本の音楽を知ったつもりになっている人はもったいないと思う。

高校生の頃、音楽をかじり始めた薄い知識で知ったふりをしていると、バンドマンだった友人に「ミッシェルガンエレファントを知らないのに日本のロックを語るな」と怒られた記憶がある。確かに彼の言ったことは正しかった。

 

なぜなら今日の日本ロックシーンを支えるアーティストたちに大きな影響を残しているからだ。(僕も大学生の頃、英単語3つの並びに憧れてバンド名をつけた)

 

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THEE MICHELLE GUN ELEPHANT - Wikipediaより引用

 

15年も前に解散してしまったし、残念ながらギタリストのアベフトシは2009年に他界してしまった。

アベがいないのなら、もう再結成はありえない。でも未だにその曲たちは、昨日リリースされたばかりみたいに生き生きと存在し続けている。

 

今回は骨太なロックを聴くきっかけになるように、ミッシェルガンエレファントが生んだ名曲をご紹介したい。

 

 

①ジプシーサンディー

 

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このフジロックでのパフォーマンスは伝説である。

ボサノバっぽいギターのリズムに、ギターボーカルのチバがしゃがれた声を乗せる。なんとなく終末観のある悲しいげな曲だ。

しかし、こんなルードな雰囲気をまとったバンドが2018年の日本のロックシーンに存在するだろうかいない、どこにもいない。

チバが持っている大きい白のギターは「ホワイトファルコン」と呼ばれるギターである。ルックスも音も扱いづらいのだけど、日本で一番似合うのがチバユウスケ。

 

ミッシェルガンエレファント後期にリリースされた曲は、ピンとこないファンも多い。ジャズやポエトリーリーディングのようなちょっと難解な方向性に足を踏み入れたからだ。でもジプシーサンディーは例外的にかっこいい。

 

② ピストル・ディスコ

 

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とにかく早い。早すぎる。楽器を演奏する手がもげないのが不思議なぐらい早い。

原曲のテンポもそれなりに早い曲ではあるのだが、ライブのテンションでさらに加速している。

この早さでテンポを守りながら、ジャズに良くある流れるような旋律のベースを弾くベーシストのウエノコウジは化け物だな、という曲。

 

ダイブしたい気持ちを抑えるのが難しいテンションぶち上がり系のロックンロールなので、ぜひアドレナリンをどばどば出したい時に聴いてみてほしい。

 

③サタニック・ブンブンヘッド

 

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まずはヤクザの若頭みたいなメガネとスーツのチバに注目してほしい。

スローなドラムのタム回しから入る曲は、ギターもベースも非常に単純なフレーズとコード進行歌詞なんて「サタニック・ブンブンヘッド」と繰り返すだけ。あってないようなものである。

しかし、Aメロを2回繰り返した後急にテンポが切り替わり爆速モードに入る。

入り込むその瞬間が何回聴いても気持ちいいのである。

 

④シャンデリヤ

 

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おそらく、ミッシェルガンエレファントの曲の中でコピーするのが1番難しい曲。

ギターのカッティングやベースの動き、速いなテンポでリズムキープする必要のあるドラム。どう考えても1曲弾き終えたら、もうその日一日何にも出来なくなるようなタフでクールな曲である。

 

アベフトシのギターが最高にクールで、そのカッティングが代名詞。

そのテクニックや音が存分に楽しめるのが「シャンデリヤ」なのである。

楽器を弾いたことがある人なら「なんだこの曲ヤベェ・・・手も指も腕もリズムに付いていけるわけない」となるはず。

  

⑤エレクトリック・サーカス

 

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解散する2003年10月、最後のライブと同時に発表された曲である。

終わってしまう哀愁や悲しさ、でも終わっていくことはもうわかっていた諦めなど、複雑な感情が渦巻いている。ギターソロ聴くだけで涙が出てくる。ファンにとっては特別な思い入れを持たずにはいられない曲なのである。

この歌詞がなんともグッとくる。ロックンローラーの矜持を感じずにはいられない。

 

"俺たちに明日がないってこと 最初からそんなのわかってたよ この鳥たちがどこから来て どこへ行くのかと同じさ"

 

最後に

 

日本のロックを語る上で、ミッシェルガンエレファントは外せないことは理解いただけただろうか。

ルックスからその音楽、姿勢、何から何までクールなバンドだ。

 

もちろんミッシェルガンエレファントのライブはもう見ることはできない。

しかし、ライブ映像や音源を聴いて日本ロック史上最強のバンドの歴史を追体験することはできる。

 

今までなんとなく聴く気がしなかった人も、全然知らない人も、とにかく1回だけ聴いてみてほしい。そうすればどれだけの価値があるバンドなのかわかってもらえるはずだ。